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H12年9月
天の橋立の旅館を借りきって、我らが師匠の生前葬が行われた。 だいじん 同窓の一人に、お大尽がいて、上七軒から舞妓さんを呼んでのドンチャン騒ぎ。 旧友へお酌に回っていると「ふまないで下さい」と標準語で突然のおしかり「クッションがいいですね、綿いれですか?」と、切り返す私をきっとにらみつける目が何とも色っぽい。 翌朝、二日酔いにもならず、智恩寺山門をくぐる。 (パステル画)
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