地蔵の道・命は繰り返されるのだろうか？（京都府夜久野町）

　元々何の因果かも分からぬまま、この世からは知覚できない世界から生れ出たのだし、億兆と同じ事が起きているのだから「科学という宗教」がはびこる前の人達は、自然に「命は何度でも繰り返される」と信じただろう。母は逝った子の来生の幸せを祈り、地蔵に「よだれかけ」を着ける。